[TCP・IPマスタリング]4.4 経路制御(ルーティング)

 

4.4.1 IP アドレスと経路制御(ルーティング)

 

IP アドレスのネットワーク部を利用して経路制御が行われる

経路制御表には、ネットワークアドレスと、次に配送すべきルーターのアドレ
スが書かれている

IP パケット経路制御表を Windows を送信するときは、IP パケットの宛先アドレスを調べて

経路制御表から一致するネットワークアドレスを検索し、対応する次
のルーターに配送する

経路制御表に一致するネットワークアドレスが複数
ある場合には、一致するビット列が長いほうのネットワークアドレスを選択する

例:

172.20.100.52 は、172.20/16 と172.20.100/24 のどちらにもマッ
チします。この場合は、ビット列の長い172.20.100/24 を選択

デフォルトルート

経路制御表に登録されているどのアドレスにもマッチし
ない場合の経路

ホストルート 192.168.153.15/32

このホストルートを使用すると、IP
アドレスのネットワーク部ではなく、ネットワークインタフェースに付けたIP
アドレスそのものに基づいて経路制御が行われる

ホストルートは、何らかの都合によりネットワークアドレスによる経路制御を利用したくない場合に使われる

ループバックアドレス 127.0.0.1とlocalhost

このアドレスを利用した場合、パケットはネットワークには流れません。

 

4.4.2 経路制御表の集約

 

内部的には複数のサブネットワークから構成されていたとしても、外部には代表する
1 つのネットワークアドレスで経路制御をすることができる

image

 

経路制御表を小さくできるのは大きな利点です。経路制御表が大きくなると、
経路制御表の管理に多くのメモリ空間やCPU パワーが必要になる

また、検索に時間がかかるようになり、IP パケットの転送能力が低下

大規模で高性能なネットワークを構築する場合には、経路制御表をいかにして小さく保
つかが課題の1 つになる

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